2015年02月11日

鯛のあら煮

鯛のあら煮


明日14日は
二十四節気 「立春」の末侯
七十二候では
日本、中国共に
「立春」の末侯を
” 魚氷(うおこおり)を上(いず)る ”
「立春」から十日、春の兆しを感じた魚達が割れた氷の間から冬の間に
肥えた体を現し飛び跳ね遊ぶ頃といわれます。
さて、写真は氷の間から跳ねた魚ではなく
せいかいどうが食べた酒の肴 鯛
御祝い事には欠かせない鯛
御造りにしても良し
尾頭付きを焼いても良し
煮ても蒸しても美味しい鯛ですが・・・
せいかいどうが一番好きなのは
あら煮!!
昨夜の酒の肴でした~
鯛の頭や身の付いた骨を牛蒡と甘辛く煮て
頭や骨についた身を箸の先でほじほじやりながら
美味しい冷酒や熱燗をチビリチビリ
若い時分はこういう面倒な食べ物は邪魔くさかったのですが・・・
今はそういうのを楽しめる年齢になったわけです♪
まぁ、ずっとほじほじを続け
何度もお酒のお代わりを頼み
長い事 食卓が片付かないので
嫌がられますがね(爆)
最後にお勉強

■ 真鯛
”鯛”はお腹を温め気力を補う「補気」の食材
五性 「平」
五味 「甘」
帰経 「胃」「脾」
薬効は
胃の働きを補強し消化吸収機能を高める「補脾健胃」
むくみの解消に良い「利尿消腫」等

■ 牛蒡
キク科の”牛蒡”は発汗を促し体表に停滞した邪気を取り除く「解表」
の食材
五性 「寒」
五味 「苦」「辛」
帰経 「肺」「胃」
薬効は
風熱表証の発熱に良い「疏散風熱」
麻疹、風疹、吹出物に良い「透麻解毒」
喉の腫れ痛み良い「利咽消腫」等



Posted by noramta at 12:13│Comments(0)
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